「ビリーブメントカンファレンス」を実施しました
2023/1/18
第1回「ビリーブメントカンファレンス」 開催
1月17日、先月ご自宅でお看取りをしたご利用者のビリーブメントカンファレンスをしんぜん訪問看護ステーションの事業所で行いましたのでご報告をさせていただきます。
「ビリーブメントカンファレンス」とは、亡くなった患者さんのケアを振り返り今後のケアの質を高めることを目的としています。
訪問看護では在宅でのお看取りに携わるので、ご家族のみならず看護師等関わった人の精神的負担も大きなものとなります。そのためスタッフ自身のグリーフケアやバーンアウトの防止、無力感や孤独感への対処、経験の浅いスタッフへの支援につなげるため、お看取りにかかわったスタッフが職種を問わず参加し、気持ちを出し合うことができる場としてビリーブメントカンファレンスを開催することとしました。
今回、担当されていたケアマネジャーさんにもご参加いただき、グループに分かれたディスカッションをおこない発表する形式で約1時間のカンファレンスでした。全員が話し足りないくらい活発に発言し、充実した時間になったと思います。
その方の人生の最期の貴重な時間にかかわらせていただけることは大きなやりがいを感じるとともにプレッシャーでもあります。だからこそ、スタッフ一人一人が悩みや悲しみ、喜びなどの様々な感情を表出することが大切だとあらためて思いました。今回のビリーブメントカンファレンスをこれからのサービスに活かしていきます。また、継続的にビリーブメントカンファレンスは開催したいと考えております。
しんぜん訪問看護ステーション